ピアノ防音のデメリット

騒音トラブルを防ぐなら

注文住宅を建てる時には、ピアノ部屋を作りたいと考えている人もいるのではないでしょうか。一戸建てならアパートやマンションなどの集合住宅よりは、音の心配は少ないといえますがやはり注意点もあります。一戸建ての場合でも、ピアノの音はわずかでも外に漏れますのでそれが元でご近所トラブルに発展する可能性があります。隣の家と離れている場合は、それほど心配いらないといえますが、住宅密集地では要注意です。特に夜は音が響きやすいので、こうした時間帯の練習は避けるなどの対策を考えましょう。音の漏れを気にすることなく、思う存分ピアノの練習をするなら、防音室を作ることも考えてみたいところです。注文住宅なら、そのあたりも自由に決めることができますので専門家と相談しながら対策を考えていきましょう。

意外と高くつく可能性もある

防音工事をしても、その対策が十分でないと音が漏れる可能性があります。それから、高い音の漏れを防ぐことはできても、低音が漏れる可能性もあるので慎重に工事を進めていきましょう。防音工事の実績に乏しい業者を選ぶと、十分な効果が得られない可能性もあります。依頼するときは、防音工事で豊富な実績を持つ信頼性の高い業者を選びたいものです。本格的な防音工事をすると、音の漏れはかなり防ぐことができます。そのかわり、費用が高くなる可能性もあります。工事前には見積もりをし、予算内で十分な防音ができるかどうかを確認しましょう。それから、防音室では音の響き方も変わるので、ピアノの練習に影響が出る可能性もあります。防音室は気密性が高いので、換気がしづらくなることも理解しておきたいところです。